• インタビュー01

1982年生まれ。龍谷大学卒業後、飲食業界にて経営、コミュニケーション能力の基礎を学ぶ。その後、サッカーの魅力を伝えることを使命とし、サッカークラブ経営と地元地域貢献を目標に、経営スキルと営業スキルを身に付けるために2009年に業界大手営業代行会社に入社。2012年2月には株式会社canteristaを設立し、代表取締役に就任する。2013年4月から株式会社Sales and Innovation Japanのマネージャーに就任し、その後現職。

ゼロベースでつくり上げる醍醐味

voice01_1

私たちがクライアントから依頼を受けるお仕事は、そのほとんどが世の中にまだ出ていない新サービスや新商品にまつわるものばかりです。中には競合ひしめく市場で後発としてリリースされたサービスもありますが、その場合でも営業スキームや営業ノウハウをゼロベースからつくり上げ、成果を上げることが求められるようなケースばかりです。

直近だと、あるインターネットサービス企業からの依頼を受けて、不動産領域のビジネスマッチングサイトの立ち上げを行っていたのですが、全国の不動産会社が営業ターゲットということで2年間の間に47都道府県全てを回り、おかげさまで非常に多くの不動産会社からお申し込みをいただくことができました。最後発のリリースにもかかわらず、今ではその領域においてトップクラスのビジネスマッチングサイトに成長しています。

各プロジェクトの難易度はそれぞれ異なりますが、難易度の高いプロジェクトを担当している最中は、それこそ頭も身体もフル回転です。初めのうちは処理が追いつかず四苦八苦することもありますが、結果を出し続ける事で自分でも知らず知らずのうちに仕事の処理能力が上がり「こんな事まで瞬間的に処理出来る様になっていたんだ!」と感じるタイミングが訪れることがあります。難しい仕事に果敢に挑戦し、結果を出すことではじめて成長できる。その瞬間、一番やりがいを感じますね。

夢を実現し生きていくには

voice01_2

誰しも、こんな事をしたい、あんな職業に就きたい、あんな風になりたいといった子供の頃に抱いた夢というものが何かしらあると思います。ただ、大人になるにつれて、自分じゃ無理かもしれない、そんなことはできっこないと半ば諦めてしまう事ってないでしょうか。

私は、その無理かもしれないという発想の大半が「現在の自己認識」と「こうありたいという理想」との「ギャップ」から生まれるものだと思っています。やりたいことを俯瞰してみて、思ったより難しそう、大変そう、時間がかかりそう、と感じた時点で、チャレンジすることを止め、自分の可能性に蓋をしてしまっている状態だと思っています。

私は「夢を実現し生きていくスキル」とは「まずはやってみる」事だと思っています。理想と現実の差というのは必ずある訳ですし、まずはそのギャップに尻込みせず、当たり前の様に突き進む。そして、突き進んだからには「継続」してやり切る。この考え方が夢を実現し、自分自身の力で生きていくのに不可欠なスキルなんだと思っています。

人生、35歳までに何をするか

voice01_3

人生という限られた時間の中で、一体自分に何が出来るのか。そう考えて様々な企業を見ている中で「一般的な企業が3年掛かってやる事を3ヶ月でやる」という役員の言葉に惹かれました。振り返ってみると地味な事にも数多く取り組みましたが、全てが今の私の血肉になっています。お客様から「平林さんに今後も担当してほしい」と言われた際には、本当に今まで地道に結果を積み重ねてきてよかったなと感じます。

就職や転職というのは、人生の中でも大きなイベントの一つではないでしょうか。その過程でこれまでの自分の考え方や生き方みたいなものと向き合い、振り返る場面が出てくると思います。私は「人生、35歳までに何をするか」という言葉を大切にしています。成長期に、どれだけ自分のやりたい事を見つけて没頭出来るか。そのフィールドとして今の会社と出会えたのは本当によかったと思っています。